-1μmコロイド分含有率と液性限界との関係

各国の土粒子粒径区分13) を参考にして粘土分については-5μm-2μm,コロイド分として-1μm3粒径区分とし,それらの含有量と液性限界との関係を考察した。GM/GCLベントナイトを除く18試料の各粒径区分の含有量百分率c5, c2, c1を独立変数,液性限界の含水比wL(%)を従属変数として直線回帰計算を行った結果は次ぎのとおりであった。

 

-5μm粘土分: wL = 10.05c5-327.3 , r = 0.839

-2μm粘土分: wL = 9.48c2-196.7 , r = 0.888

-1μmコロイド分: wL = 9.53c1-149.2 , r = 0.923

 

粒径区分の粒子径が小さくなるに従って相関係数は高くなり1に近づいている。代表的に-1μmコロイド分含有率と液性限界との関係を5.10に示した。これらの結果から液性限界がベントナイト中のコロイド分含有量に大きく依存していることがわかる。

図5.10 -1 μ m コロイド分含有率と液性限界との関係
図5.10 -1 μ m コロイド分含有率と液性限界との関係

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